西鉄香椎駅

あ、もう先々週も前のこと(id:sa-50:090215)の続きなんだが、西鉄電車に乗って新宮から約15分、ついたのは西鉄香椎駅。都心でもなく郊外でもない、副都心、とは言うもののそんなに核があるわけではなく、髪を切りにきただけなんだけれども、この街自体に来るのももう15年ぶりくらいかなあ、とか考えるほど何もない街になっていた。

西鉄香椎駅は高架にあがり、昔の面影はまったくない。香椎、といえば点と線なんだが、そのころからあるという桜(「清張桜」とも)がちょっと移設されているのが見える。昔は古びた、ちょっと便所のにおいのする木造の小さな駅舎で、でもその中に売店があったりしてにぎわっていたんだけれども、確かにこれは電車を使う人自体が減ったんだなあ、というのがわかるくらい閑散としている。

ラーメン屋、喫茶店、煙草屋、学生服屋・・・平日はやっているのかなあ、やってないかもなあ、なんだか昔から見ていた風景だけに、そこから人だけが抜け落ちた風景はさびしい。