イオンとファミマ、そして電子マネー

イオンという会社、気がつくと本当に色々な会社と組んでいる。いろんなものを併せ持ちつつ、数の力を追求していく姿勢というのはまあ大体一貫しているようで、そういう意味ではすごい会社だとちょっと感心したり。もちろんここではミニストップは・・・というのは禁句。スケールメリットをなかなか追えないCVSはどこに行こうとしているのかしら。


イオンとファミリーマートは、イオンの電子マネーWAON(ワオン)」で、このほど業務提携した。イオンはこれまで、JAL(日本航空)や吉野家などグループ外企業とも「ワオン」利用で提携している。 「ワオン」の1月20日現在の発行枚数は、700万枚を超え、月間利用件数は、約1300万件ある。ファミリーマートとの提携で、09年秋から全国約6800店舗で同カードの利用ができる。エリアフランチャイズ各社500社にも導入を予定し合計7300店で利用が可能となるが、ファミリーマート西武鉄道で共同展開している「TOMONY」は除く。
 高田基生ファミリーマート取締役常務執行役員は提携の理由を「1つ目は、『ワオン』はイオングループで急速に拡大し700万枚になっている。2つ目に今後電子マネーへの普及拡大の期待が高く、その強みを発揮すること。3つ目はわが社も47都道府県に店舗を持っており、イオンさんも全国津々浦々に店舗を持っている。4つ目はポイントサービスが充実している」と語った。
ナナコがようやく軌道に乗り始めたともいえる今日この頃、同じく主婦層を狙って、イオンがファミマと提携という話。確かにワオンを使っているお客さん、最近お店で見ても急に増えてきたような気がする。そのうち、ダイエーいなげやといったイオンが一定の影響力を持つ小売各社にも導入、ということは十分考えられそう。ただ、ポイント・・・となると、どうなんでしょ?