初売りは不発?

初売りニュース三連発。福岡県下では特に天神地区が駄々ゴミするくらいの混雑で、九州各県から人が集まると聞く。確かに鹿児島でも福岡行高速バスの続行便とか大量に見たよなあ。しかし、一番売れたのは毎年のことでもあるが今年は特に商品券、ということで、これも不景気の影響だろうか。
ニュースにはなかなかならないが、初売りもだんだん人の集中の仕方が変わっているんではないだろうか。日常の初売りは完全に1日から開いている大型ショッピングモールになっているような気がする。


百貨店以外では、ユニクロが1〜3日は「計画通りの好調な滑りだし」で、低価格の衣料品チェーン「ライトオン」でも福袋を求める行列が各店で例年よりのびた。イトーヨーカ堂では「肌着詰め合わせ」(1千円)、「ワイシャツと靴下の各5枚セット」(5千円)などが売れた。
 「予想以上に好調だった」と口をそろえるのは家電量販店だ。ビックカメラの1〜4日の売り上げは、前年の10%増。ハイビジョンDVDレコーダーやデジタルカメラといった人気商品を通常より最大5割引きにした福袋を、前年の1.5倍用意したことが奏功した。エディオンも同じ期間の売り上げは約5%増で、担当者は「旅行など大きな出費を控えた消費者が、欲しかった商品の値下がりを待って来店した」とみる。
初売りといえば仙台の茶箱、仙台といえばこの数年で急速にアウトレットパークなどの郊外型店舗が増えたところだが、このあたりも初売りは2日に合わせてある様子。

昨年9月にオープンした「三井アウトレットパーク仙台港」(同市宮城野区)では、開店の午前9時までに2千人以上が入り口に詰めかけた。客足のピークは午後1時ごろで、有名ブランドショップには入店待ちの列も見られた。売り場担当者は「仙台中心部で初売りや初詣でを楽しんだお客さんが、午後になってアウトレットに足を向けたのではないか」とみる。
 若いカップルや家族連れが多く、県外からの客が約4割を占めた。4千台分の駐車場を用意したため、目立った渋滞はなかった。福島県から親類11人で来た富田友子さん(47)は「施設の広さと人出にびっくり」と笑顔だった。中心商店街と仙台港、泉の両アウトレットに店舗を持つ「井ケ田製茶」の今野克二社長は「中心部の店を利用していた人の一部はアウトレットの店に流れた可能性もある」と話す。
元日のがらんとした街はさびしいけれどもそれはそれでのよさ、初売りが3が日以降の時代でも別によかったような気がするんだけれども。