千葉の街中から

今度は千葉市街。ダイエーの出した新店ついでで、「ダイエーグルメシティ千葉中央店」へ。
県庁のそばの官民複合の再開発ビル「きぼーる」の一階にテナントとして入店している。

総事業費432億、年間維持管理費11.9億、15階建の巨大なガラス張りのビルに「子どもたちが楽しく遊べる子ども交流館、子育て中の方のふれあいや相談の場となる子育て支援館、最新鋭のプラネタリウムを備えた科学館、経営革新や創業を支援するビジネス支援センターなどが入っています。」(市政だより)・・・んだそうで。
当該建物の必要性とかについては千葉市民の方が判断されるであろうことなので、ここでは特に触れない。子供ができれば子育て支援は心強いだろうし、科学館のプラネタリウムはそうでなくとも見てみたい(時間の都合でかなわなかったけれども)。しかし、街の再開発といった点ではどうなんだろう?もっと街の面を生かした方法というのはないんだろうか。
中にはいっている「商業施設」も、このスーパーのほかは画廊、美容室、司法書士事務所、美容外科などで「街のにぎわい」とはあんまり関係がないようだ。このあたりは官庁街の端の方で、地盤沈下している感じは否めず、すぐ前のパチンコ屋も倒産しっぱなしでけっこうな日数が経っているようだ。

グルメシティ蘇我よりも少し活気があった。他にこのあたりに商店はないんだろうな、長く住んでいそうな高齢者の方と、近くのビジネスマンがちらほら。平日はそういう需要はありそうだ。
そういえば、イオンのプライベートブランド"TopValu"の缶チューハイがエンドに積まれていた。そうかあ。

グルメシティからぶらぶらと商店街へ。パルコの下に「西友千葉パルコ店」。

昔ながらの西友、棚は高く、昭和の香りが息づいているのだが、陳列方法がもう外資系。商品の種類がすごい少ない。エンドはとにかくウォルマート西友PB"GreatValue"。
まあ、選択の余地はないけれども同種類間の選択、ということでこういうやりかたもありなんだろうなあ、と思うところ。
商店街ではフリマをやっていた。

街のにぎわいって難しいなあ。ひとつのモールから出来上がる統制された賑わい、昔からの街の力を生かそうとする賑わい。いろんなことを考えてしまうわけで。