ハーバーシティ蘇我

蘇我の臨海地帯に広がるショッピングセンター「ハーバーシティ蘇我」が第一の目的地。長い歩道橋が貨物線をまたぐ西口に下りると、ちょうど送迎バスがやってきた。10〜15分毎とかなり頻発している上、「島忠ホームズ」「アリオ」「フィットネスクラブ」「フェスティバルウォーク」とバス停があり結構時間のかかる変わったバスだ。

で、サッカースタジアム(フクダ電子アリーナ)を見ながら10分ほどで「アリオ」着。
千葉市のサイトにもあるとおり、元JFEの製鉄所の一部だったところで、製鉄所の一部が海側に伸びたり移転したところをそっくり再開発にかけているといった図式の様で、前述のサッカースタジアムあたりからずっとけっこう細長い、幅200〜300mの再開発地帯が広がっている。とはいえ、公園とずっと先にこの商業施設があるくらいで隣ではおそらくかなり大きそうなマンションの建築がようやく始まったばかり、といった風情で、まだまだ「街」が出来上がるには時間がかかりそうな様子。

しかし、すぐ隣がJFEの製鉄所(地図を見る限り「第一冷圧工場」)ということで、いやあなんだか日本離れした風景。屋上の駐車場に上がると間近に見ることが出来、工場萌えにはたまらない風景だろうけれども、どうせなら専用線もあったらよかったのに(´・ω・`)

さて、このハーバーシティだがいくつかのブロックに分断されている。中心になるのがSCの「アリオ蘇我」。

入ってみると、いやアリオだねえ、というゆったりしたSCの店作りで、一通りまあお店もそろっている。巨大というわけではないが、2〜3時間ぶらぶらするにはちょうどいいだろう。ここもヨーカドーと専門店の間がなんとなくあいまいで、いつのまにか学習机とランドセルがひたすら並ぶ「シーズン売り場」に足を踏み入れていた。中央にカウンターがあって、バイトの子と販売員がついていい売り場だ。
ヨーカドーのモールって、やっぱり通路が広くて棚が低くて万人受けするよなあ、と改めて感じる。個性がない、という点ではイオンモールよりも甚だしいかもしれないけれども。
 駐車場は満車とはいかないまでも混んでいたのだが、中に入ると驚くほど閑散としていた。食品レジは15台全台開放で並ぶか並ばないか、といった具合。そう考えると設計から大きめなのかなあ?それをまかなうのがこのゆったりした形態、ということか。

ちなみに島中との連絡通路の上から見えるのは、その製鉄所。