初詣

昼から浅草、浅草寺へ。去年も確か浅草寺、その前は川崎大師、その前は巣鴨・・・だったか、結局国内最大の初詣参拝者数を誇る明治神宮にはいかず仕舞いになりそう。

それにしても今年もすごい人出だこと。仲見世は相変わらずきちきちに人で埋まり、時々ちょっと動く程度。まあ暖かい日で、待っているのが苦でないのがまたのどかでいい感じなんだけれども。今年は穏やかなスタートだ。
さて、ここ浅草寺のおみくじは、昔ながら、というかオリジナルの、筒から番号のついた棒くじを引いて、同じ番号の引き出しから一枚お告げを取る、という形式。で、珍しいことにそれぞれの割合を公表している。100本中、大吉16本、吉35本、半吉12本、末吉6本、末小吉1本、凶30本、だとか。一見してわかるとおり、凶の比率が著しく高いのだ。悪い風に出せば用心するだろうから、とかいろんな説はあるんだけれども。見てたら、なるほどカップルでそろって凶、とかいうこともあるようで。

夕方浅草の商店街をぶらぶらと。立ち止まって年配の人同士が新年のあいさつなんかを交わしているのを見るとやっぱり歴史のある街だなあ、とかぼんやりと考えてしまうのだ。葉唐辛子の佃煮を探して歩いていたんだが、昔からの老舗が軒を連ね、その合間に演芸場があったり若い人の店があったり、これだけのものを維持できるのはまあ東京だから、ということもあるんだけれども。

ともあれ、今年一年がいい年でありますように。