気がつくと風は秋の音になっていて

ここまで来ると空が広い.台風の影響か、雲の流れははやく、見渡す限りの田んぼに次々と雲の影が通り過ぎて行く.そういえば東京でこういう影ってみないなあ、とふと思い出した.晴れているか、雨が降っているか、それくらいは分かるし意識もしているのだが、どう移り変わってきたか、どうなってゆくのかはすっかり忘れているような気がする.
上総牛久より先、一日数本の列車しか来ない区間をぶらぶら.残念ながら、田んぼの稲刈りはもうなんとほとんど終わっていた。