パイが縮小していく中で


日本チェーンストア協会が23日発表した2006年度のスーパー売上高は、既存店売上高が2・6%減と97年度以降10年連続で減少し、総販売額も0・9%減の14兆216億円と3年連続の減少になった。総販売額は89年以来の低水準だった。

 06年度の会員企業数は83社(8736店)で売り場面積は約2307万平方メートル。増加傾向の最終年だった96年度の会員企業数は131社(7822店)で売り場面積は約1619平方メートルだった。 店舗数は11・2%増、売り場面積も42・5%が拡大しているのに総販売額も減少を続けている理由について協会は、「他業態との競合が激しさを増しおり、個人消費も全般的低迷するなど厳しかっため」としている

小売総額自体が減少していっているわけで、そりゃ減るわなあ、というのが実感です.その上にNSCだ、スーパーセンターだ、と新業態は次々出てくるわけで、まさしく中小の既存店にとっては如何につかんだシェアをはなさないか、しかすることがないんじゃないかな?とも思うのです.個人商店なんかはその機動性を生かしていくしかないんでしょうねえ.