そして小旅行は続く

バスで門司へ、そして福岡へ、福岡では半日ひたすら市街中心地の商業施設めぐりなんかしていました.この件は明日以降に続きます.

半日が過ぎて日が傾いた頃に家路へ.福岡市の中心部から地下鉄、貝塚西日本鉄道宮地岳線に乗り換えます.何度も出てきましたが、あと一ヶ月ほどで半分が廃止になろうとしている宮地岳線ですが、駅のきっぷうりばにもそのことを示す掲示もなく、鉄道マニアが2人ほどいるほかはまったくいつものように閑散とした駅の風景です.やがて入ってきたのはこれまた年代もの、昭和22年製の313系.いまや全国でも珍しい釣り掛け駆動式の電車です.
いつものように車内に、夕日をあびてやがて電車はゆっくりと動き出しました.一つ一つ、小さな駅で数人お客さんが出入りするほどですが律儀に電車は走ってゆきます.車窓から見る街の姿はすこしづつ変わってゆくのですが、電車の走りは昔のまま、目をつぶるともう10年も20年も昔になってそうな、そんな感じです.親も年をとり、だんだん自分の周りでもいろんなものが変わっていっているんですけれど.