福岡経済圏、ねえ.

さて、今日の日経一面にも大きく載っていたはずですが、地銀の広域化が進んでいるというところで.


東京 13日 ロイター] 九州親和ホールディングス<8340.T>と子会社の親和銀行は、福岡銀行<8326.T>と日本政策投資銀行などが出資する投資ファンドであるジェイ・ウィル・パートナーズを引受先として、約300億円の第三者割当増資を実施すると発表した。また、親和銀、福岡銀、ジェイ・ウィル・パートナーズの3社は、共同で地域型再生ファンドも創設する。
(中略)
 この結果、福岡銀行は既存分と合わせ、九州親和HD株式を5225万6000株保有することになる。これは議決権比率で約13%を占め、筆頭株主になる。一方、ジェイ・ウィル・パートナーズの管理運営するファンドに対し割り当てる優先株式は無議決権株。 (後略)
地銀の広域化といえば真っ先に思い浮かぶのは「北海道銀行+北陸銀行」という地域的には意表をついた「ほくほくFG」.いくらなんでもほくほく、って名づけ方はユニークだなあ(ほくほく線、という鉄道もどうかと思いますが、こっちのイメージのほうが強いですよね)、ってくらいなんですが、今回は九州島内にての広域化になりそうです.ちなみに、上記「ほくほく」なんですが、決算説明会の添付資料までweb上で公開されているんですねえ.
ただ、親和銀行といえば長崎は佐世保を拠点とする比較的小さな地銀、規模には圧倒的な差がある訳で、九州内での経済の一極集中が加速していくということでは、一概に歓迎とも.