今でもそうなんだねえ

予備校のときの地理の授業だったか、「北九州市では、まず居酒屋ではキリンビールを缶で置いているかどうかをまず確認する」んだよ、って聞いたことがあります。まあどこまで本当かはわかりませんが、へえ、製缶工場があるんだ(東洋製罐戸畑工場、大和製罐戸畑工場他)、という新鮮な驚きと共に、企業城下町ってそういうものなんだなあと思ったのを覚えています.
さて、今でもそうなんですね.先日の、北九州〜羽田を結ぶ新興エアライン、スターフライヤーでもこういう風になっていました.


キリン一番搾りは、一番搾り麦汁だけで作った贅沢なビール。新日本製鐵八幡製鐵所製造のスチール缶でご用意しました。
ちなみに、その八幡製鐵所ではこんなことを.

この度、八幡製鐵所が中心となり 九州地域におきまして、新日鐵グループとその関連会社の従業員と家族メンバーによる大々的なスチール缶ビールの愛飲運動を開始致しました。
八幡製鐵所ではスチール缶素材の鉄を製造しておりますが、九州地域にはそれ以外にも製缶、ビールパックまで行う製造業やその関連企業の方々が多々おられ、スチール缶ビールを市場に広めることにより、地元九州の産業活性化に大いにお役に立ちたいと考えております。

リサイクルし易く,しかも製造時のエネルギー消費や炭酸ガス発生の少ないスチール缶はアルミやPETボトルよりもはるかに地球に優しい容器であります。しかも、鉄は自然生物界に戻っても有効に活用される元素であり、スチール缶を市場に広めてゆくことは地球環境改善にもつながる活動と信じております。
八幡製鐵所ではこれらの愛飲活動をご支援頂き、スチール缶ビールを常備販売頂ける小売店の方々を「スチール缶ビール協賛店」として募集させて頂き、広く宣伝に協力させて頂きます。

販売としても定量的な販売量が見込めるとしたら面白いですね、この取り組みは.他のところでもやっているのかなあ、とふと疑問に思ったので上げてみましたが、すごいなあ、この協力ぶり.