リアル引きこもりday

しとしとと雨が降った土曜日の休日、溜まりに溜まっていた洗濯物を数回にかけて処分し、コインランドリーで乾燥させながらぼんやりと外を眺めて過ごす.町の一角にあるコインランドリーには、この一週間雨がつづいたからか昼間から入れ替わり立ち代りお客さんが訪れ、ついでに隣接のスーパーへと吸い込まれていく.隅に置かれたテレビからは旅番組と夜の特番の前振りの宣伝番組が繰り返し流れ、ゆっくりと時は流れていく.そんな休日.

コインランドリー店舗数は年々5%程度増加しているとのこと.昔は都市圏の、銭湯に隣接した殺伐とした雰囲気があったのだが、コンビニ並みの面積が取れる郊外に大型の機械を置くFC店舗が増加している.都市圏ではまだ多く昔ながらの店舗がのこっているが、ここにもFCの波は押し寄せてきており、そのうち置き換わっていくのではないか.スーパーの駐車場の一部に店舗を設ける例も増えてきている.いやここもそうなんだが.
ざくっとぐぐってみたところ、地方を中心にFC化が急速に進み、主にロードサイトやショッピングセンターに隣接した、大型の駐車場を
確保できる店が中心、自己資金は1500万円前後(土地別)・・・コンビニを開いたりするのとほぼ同様の初期投資で出来るようだ.機械は、購入、としているところがサイトでは多いようだが、実際にはリースのほうが多いような気がする.そうするともうすこし初期投資は低く、また人件費が殆どかからないのが少し有利かもしれない.ただし立地と収益性はコンビニよりもずっとシビアだろう.特に郊外では、学校や大型の寮・病院があるとかの事情が無い限り一本裏に入るとダメじゃないかなあ、

ふーん.こうして土地利用の集約化が進んでいくと同時に、町の姿も変わっていく.必要なサービスをどこで提供できるのか、それに応じる形って、とふと考える土曜の午後.

そんなことを考えていたらあっという間に夕方になってしまった.秋の日は、というまでもなくすとんと外は暗闇.