いやあ、よくゆれたねえ。

仕事場で電話なんかかけてたんですが、いやいつもどおりなんか疲れてるんかなあとか思ったんですけどね、えらい長い周期の揺れが続きました.でだんだん振幅が大きくなってきて、やがてキャビネットブースのほうでがったんがったんと.さすがにこれくらいになったらちょっと焦りますね、とりあえず電話を置かせてもらって、と.うわ、まだゆれてら.昔「地震は最初の1分だから」って教わったような気もしますが、もう2分以上余裕でゆれてようやく収まりました.ビルの上でゆれが増幅されたってのもあるんでしょうけどね、怖きもち悪い.

まあこりゃ鉄道は全部だめだろうなあ、とは思いましたが、復旧思ったより早かったなあというのが第一の感想.山形・秋田新幹線は夕方18時過ぎに「終日運休」を決め込んでいましたが、東北新幹線はやはりお盆シーズンだからかなんとか当日中に復旧したようです.駅間で立ち往生した列車も、できるだけお客に高架線上を歩かせて駅までとりあえず収容したようですし、だんだん手際がよくなってきてますねえ、なんか.とりあえず今のところお亡くなりになった方もおられないみたいだし、まあ不幸中の幸いということでしょうかね.身内が気仙沼の海沿いにいるんですが、津波もこなかったということでよかったよかった.


JR東日本によると、東北新幹線沿線の地震計は一ノ関(岩手県)の342ガルを最高に、計10カ所で徒歩点検が必要とされる120ガル以上を観測した。揺れの範囲が福島県から岩手県に至る長い区間に広がっていたため、線路や高架橋の点検範囲も広がった。回送列車を走らせて最終確認中の午後8時ごろには、ダイヤ管理などを扱うコンピューターシステムがダウン。運転再開はさらに遅れた。
 JRは安全が確認された区間から列車を順次動かし、一部は上り列車を下りの方向に走らせるなど線路を逆走させて最寄り駅に着けた。しかし、最後まで止まっていた仙台―古川間では2本の列車が午後7時半過ぎまで立ち往生し、計約2200人がこの間ずっと缶詰め状態になった。この2本では停電は起きず、冷房は動いていたという。
なぜこんなに時間がかかったのか、という否定的な記事・・・なのかな?これ.なんかよくやってると思いますけど.これを機に安全基準を引き下げたりされるほうがいやですね.

「駅で10時間も足止め」っていったって、本当に急ぐ人はなんらか他の手段でどうにかしている(ならないかもしれないけど)はずであり、そんな中駅で待っている人にインタビューしてどうするんでしょうねえ、某局は.

昼休みに2chを見てると

とか、あの日本中央バスの仙台〜東京(なぜか市ヶ谷行)とか、郡山から水郡線まわり(本数少ない)とか会津から野岩鉄道東武鉄道回りで浅草とか、または「只見線は動いてる」とか、いろんな方法が錯綜していて面白いもんです.本当はもっと余裕のある予定が組めればいいんですが、そうともいかないんですよね・・・

そういや、新幹線の中に閉じ込められたままの知人だったか妹だったかを救出しに東京から高速飛ばして郡山まで行く、という猛者がいましたが(「大きいGSの看板が3つ見える」とかの情報から列車が抑止されている位置を割り出すんだからすごいなみんな)、どうなったのかなあ、ちょっと気になる.