OKストアー小茂根店

環状7号沿いにありますが、駐車場(屋内)の入り口が逆向きにある、地元向けのスーパーです.地元の人たちの間では「魚の鮮度がいい」ということで、人気が高い様で、評判を聞いていってみました.駐輪場も反対側、1階が駐車場、2・3階が店舗、レジは3階での集中精算の比較的小さなお店です.
OKストアーは、EDLP*1を掲げており、一応業務用スーパーだと言っているみたいですが、お店の感じはいたって普通.「肉のハナマサ*2見たいに大根をダンボール単位で売ってたりしないし、入ったところのエンドが「サラダ油18L」だったりしないです.確かに大ロットのものも扱っていますが、丁度半々くらいで、客層も(日曜の午前中だから?)いたって普通、普通より綺麗なくらい.まあそもそもこの店がそうなだけかもしれませんけどね.値段は、まあ確かに安いかなあ.肉はさすがに「肉のハナマサ」の方が安いですが、先方が「業務用一本やり」で、合引は50:50(牛:豚)しかおいてなかったりするのに比べて、ちゃんと小分けがあったり比率が違ったり.50:50じゃ家庭でハンバーグ作ったりするのにもアレですからね.
さて、一応低価格が売りということだけあって、出口のところの「お客様の声」を見てるとなかなか面白いです.「ネスレの●●を入れてください」・・・「価格が折り合わないため、無理でした」「××を入れてください」・・・「そこのメーカー(どこかのNB)とは取扱量が僅少なので無理です」うーん、正直だ.「ポイントカードを実施してください」・・・「値下原資がなくなるので無理です」「最近流行の浄水の無料サービスを」・・・(以下略

オーケー株式会社は非上場なので、細かいデータを簡単には探せなかったのですが、日本酒卸で日本名門酒会なんかを作った岡永の関連会社なんですね.で、はてなの質問に「セコムが関連会社なんですね」という意見?があったのでさらってみると、セコムの創業者の飯田氏が岡永の創業家の5男、と.(参考
さて、上記サイトでも分かるように、この会社の強みは「経費率15%」というところらしいんですが、ぱっと見ローコストの部分が分かりませんでした.力いっぱい労働単価が安い、とか、そういう風にも見えなかったんですが、ちょっと不思議です.そこが成長の牽引力になっているのでしょうが.レジ袋は有料ですけどね(6円/枚).
首都圏では比較的特長のあるスーパーだと思います.1店だけなのでなんともいえませんが、面白い.

*1:Everyday Low Price

*2:首都圏の業務用スーパー最大手