ICカード普及の鍵


2005年度中には改札を通過する際に、自動的に決められた残額を補充するサービスを始めるほか、スイカの機能を搭載した携帯電話「モバイルスイカ」も商品化する。2006年度にはスイカと関東私鉄、バス各社のICカード乗車券を共通化し、利用者を現在の1100万人から2008年度に2500万人に増やす。電子マネー機能で買い物ができる店舗網も広げ、1日の利用件数を現在の8万件から2008年度に400万件にすることを目指す。
此処に来て眠れる巨人、JR東日本がマジでICカード戦略に踏み出した様子.先日はビックカメラの有楽町店で導入した.今後同社の新宿店などでも導入されていくだろう(有楽町店は立地が特殊だけどね).この先、パスネットとの統合(・・・っていうのか?)も控えている.共通バスカードも取り込んでしまうのかな、交通網を一気に引き受けようとしている.
電子マネーの対抗馬といえばEdyだが、こちらのほうはあんまり最近ぱっとしない.エディといえばampmだが、そこでもあんまり使ってる人見たこと無い・・・って持っている人を見たことが無い.いろんなところをみても、例えばマックでも使えたり使えなかったりどうも分かりにくいのも一因な様子.もったいない.最新のニュースといえば「お財布ケイタイ」で一気に端末数アップ!だが、スイカedyもっベースはFeliCaだから、特に一方に有利になるようなものでもない.

売店側が電子マネーを導入するのは、決算がどうとかではなくてCRM、顧客の囲い込みにつながるからだ.電子マネーを使う、というのは店舗選択の重要なキーポイントだ.ただ残念ながら、まだ小売店用の端末はまだ高価だ.たしかEdyの方では、ソニーが数万円のシステムを販売していたはずだが、スイカベースもコレくらい安くなれば一気に・・・広がるような気がする.