安斎さん、つうと

ソラミミストで遅刻魔で・・・というイメージしかなかったんだが新聞に名前が載っていてビックリ.掲載紙は長野県民の全国紙、信濃毎日新聞


田中康夫知事が、県教委の移動図書館「おはなしぱけっと号」の車体に描くデザインをイラストレータ安斎肇氏に依頼するよう持ち掛けていた問題で、瀬良和征教育長は十五日午前の県会文教委員会で、「知事(として)のアドバイスや助言を超えたものがあった。大変申し訳ない」と知事の県教委への持ち掛けがあったことを認めて、謝罪した。
県教委はさらに、安斎氏へのデザイン料は約九十万円に上ったことや、ぱけっと号の事業を受託した長野市内の業者に謝罪したことを明らかにした。業者によると、十四日に瀬良教育長から謝罪の電話があったという。
おはなしぱけっと号の写真はこちらにちょっと載ってる.また、この車に関する問題でググるこんなメールマガジンも発見.
そうだなあ、はたから見ている部分ではいいと思うんだけど、田中県政.実際にそこに生活している人にとっては逆に住民の意識に対する公平さというのかそんなんがちょっと欠けている様な気は否めない.いや大学時代、ずっと長野と京都を行ったり来たりする生活で結構なじみがあったんですが、最初に田中氏県知事のニュースを見たときはそりゃビックリした.あの北信の「ごたこくでねえ」とかいってる爺さんがどういう顔して投票したのかな、と思って.

一方、田中知事は同日、県庁内で取材に対し、瀬良教育長が県教委に知事の持ち掛けがあったと認めたことについて「それがなんですか」と答えた。
ちょっとこの答えはどうなんでしょう?確かに、実績のある東京のイラストレーターに頼んだほうが結果として簡単で安上がりだ、ということはあったかもしれない.選考したところで,結局東京の企業に持っていかれるだけだったかもしれない.でもちょっとなあ、汚職とかじゃないだけにちょっと判りすぎる公私混同じゃないのかなあ.

とりあえず、安斎氏のイラストって初めて意識してみた.