地震の陰で・・・・

友達で、飛騨の山奥でバス運転手をしてる人がいるんだが、なんでも高山本線運休に伴う代行輸送にかりだされていてモウタイヘン、らしい。今年は本当にいろんなところで災害の多い年だった、という訳で現状運休になっているところをざくっと拾ってみた。

うむう、いっぱいあるなあ。
復旧作業に従事されておられる方、代行輸送を担っておられる方、ご苦労様です。


只見線 運転再開 2004年11月20日
只見線は、新潟中越地震の影響で、小出〜只見駅間の上下線で運転を見合わせていましたが、本日より全区間で運転を再開します。
ちょっとづつ運行区間が増えていくのは、やっぱりうれしいもんだ。

さて前述の高山本線だが、どうもえらいことになってるらしくて、


飛騨古川駅〜猪谷駅間は、バスによる代行輸送を実施します。
   ※沿線の道路が不通のため、角川、坂上、打保、杉原の各駅には経由しません。
    また、猪谷駅へは1日2往復のみの運転となります。
   ※同区間で列車の運転を再開する見込みは立っておりません。
なんでも線路も国道も跡形もなくなって((前述の友人によると「林鉄の廃線跡」))るらしい。何回かこの辺写真撮りに行ったんだが、飛騨の山奥からちょっと谷筋が広くなってくるあたりで、メインの国道ルートとは外れてR360が沿っている区間だ。国道ごと流出してしまい、孤立した集落の方々は列車の来ないトンネルを徒歩で行き来している状況だとか、復旧にもう100億以上は軽くかかりそうだとか、えらい話ばっかりだ。
いや正直「いっそのこと廃止に」つう論もあるかと思う。しかしそんななか、やっぱり守るべきものがある、本当に誰にも必要とされなくなるまでなんとか守る、そんな思いには正直に敬意を払う今日この頃。