電車男・・・？

いや、いまさらとかではなくて。
駅前に小さな本屋がある。街中によくある、平台が2個くらいしか置けないような、雑誌と少しの漫画と文庫本・・・くらいしか置いてない店なんだが、いつもどおり寄って見るとなんでか平台に「電車男」が。一体なんでだ？？

思わずぱらぱらと手にとって見たんだが、やっぱりしっくり来ないなあ。モニタ上に流れていく文字の羅列、ページ上に写植された文字の羅列、どっちも虚構なんだがどう違うんだろう。いろんな会話が細切れになっていく中で、モニタの向こうに会話の出来るネット環境を見てたんだろうな。ネットは会話で、本は独白するもの、森博嗣氏の「毎日は笑わない工学博士たち」（ISBN:4344402766)とかとは
対照的だ。どちらも横書き、モニタから飛び出てきたものではあるけれど。
リアルに参加してるときはふと違うスレに飛んでみたりいきなり進んでいるのに驚いたり、まとめページでも疲れたらちょっと違うところに飛んでみる、そういう心地よさがなくてなんか窮屈なのかもしれない。