福岡・九州HC事情

HC、ってのはホームセンターね。九州で言うナフコミスターマックスも一部そうだな)、中国で言うダイキ(行ったことない)、関西で言うコーナン、関東で言うカインズホーム、東北で言うコメリ、北海道は・・・ビバホームか?大工道具とか変な工具とか売ってて大好き。
本日付の日経流通が特集している。

この業界はディスカウントストアと並んで長くリージョナルチェーンの独断場だったんだが、その地域の垣根が崩れてきたという話。地域のディスカウントストアやGMSが破綻した後居抜き出店が大流行の様子だ。
郊外を中心とした新しい形態だけに、いかにがっちりと近くの人の支持をあつめるか、かつ広い商圏(距離的に)をつかむかという点ではスーパーなんかよりずっとシビアかもしれない。
俺的にはコメリの小型店中心の店ぞろえが一番好きかな。入ったところに大型草刈機とか農薬噴霧器、田舎に行くと巨大な脚立とかお徳用の養生シートとかがあってかなりその地域で暮らしているような錯覚を感じる。おもわず一枚30円の30キロ用米袋とかほしくなるもんな。あと冬になると北国ではかんじきをかならずおいていてくれるのがありがたいことこの上ない。
九州だが、本州からぞくぞくと新興勢力が上陸してるんだがどれも苦戦しているという話題。


九州は全国的に見て所得水準の低い県が多く、価格にも厳しい土地柄のため、思ったほど大きな消費市場ではないことを実感してるようだ。
やっぱりその土地その土地という事情は大きいもんで、ていうか九州に長く居た俺からしたら東京の人って価格にあんまりこだわらないよなあ、という実感があったんでなるほどなあと思った。