一条山

国土コピペ省さんんのとこで。
一条山って、岩倉のアレですか?俺が学生のときだからもう10年近くも前からもめててやっと解決なんですか?とちょっとびっくり.
この岩倉、ってとこ、京都盆地の北東のはずれに当たり、この30年くらいで急速に住宅開発が進んだどこにでもあるような住宅地だ.昭和40年代までは本当に田園風景で、その中を鞍馬に向かう叡山電車がのんびりとポールを上げて走ってたり、そのなかにぽつんと実相院があったりしたらしいが、いまや精華大とか産業大とかがあって、住宅地が立ち並ぶ本当にコピペのような風景だ.
そんななかで山が削られるなんて日常茶飯事の光景なんだが、たしか途中まで山を削ったところで実は違法開発だったとかでストップがかかった、という点でほかとは違ったと思う。
ぐぐってみたらあったので、ご参考までに。

うーん、結局ごね得だったのかそうでないのか、結局これで「京都の奥座敷で自然と調和したマイホーム」とかうたわれて開発されるんだろうなあ、と思うとなんか寂しいですね.

俺の実家もちょうどそういう住宅地にある.裁判ではもめてないと思うが、広大な山を切り開いてできた住宅地、当時は渡り鳥の宝庫だったという.俺が子供のころ周囲は広大な田圃で、冬は延々とビニルハウスが続く風景が広がっていた.そんななかに誕生した広大なニュータウン、ひとつの地域社会が出現したんだが、この20年くらいで周囲の田圃の開発が急速に進み、いまやマンションが新しい幹線道路沿いに立ち並ぶと同時に、こっちの住宅地では急速に高齢化が進んで、地域社会が崩壊の一歩手前にきているようだ。
わざわざ自然を壊して社会を作っても、その社会が30年くらいしか持たないんじゃ意味ないじゃん、と思うのは俺だけだろうか?既存社会に新しい人口を呼び込むことで再活性化させることがそろそろ本格的に必要なんじゃないか。どうせ今後人口は減るし高齢化は進むのだから。