屋台も有名FCの時代へ

sa-502004-06-26


「青山屋台」は2002年から同地で営業を続ける人気屋台で、「村尾」「森伊蔵」「伊佐美」など、都心部では希少性の高いプレミア焼酎が900円から味わえるほか、大山地鶏を備長炭で焼き上げた焼き鳥やおでんなどのメニューを提供する。独立開業希望者は同氏と面談を行い「弟子入り」決定後、同店運営補助を通じた実践研修を経ながら屋台運営に関するノウハウを学び、2〜3カ月後の開業を目指す。開業時には、出店場所の選定、屋台一式、道具、材料、酒、焼酎、ロイヤリティなどで自己資金として最低200万円が必要となるが、開業後の年収は「一般企業の部課長クラス」(笠原氏)が見込めるという。
そのうち「コロちゃんのコロッケや」みたいに、全国各地に青山屋台が出現するんだろうか。それとも、開業後の年収見込から推測するに「オレの隣で店出してもいいよ」方式だろうか。ちょうど「長浜とん吉」グループみたいに。
屋台ってもっと隙間産業みたいなもので、合法性と非合法性の間であだ花のように咲いているものかと思っていたが、やはり人気店というのは人気店、そこは普通の飲食店と変わらないということ。
でもやっぱりなんか釈然としない。屋台にビジネスライクなものはふさわしくないと思うのだが(飲み屋なんていかにチェーンなのにチェーンじゃないふりをするかというのがポイントなので、一緒といえば一緒なんだけどね)