大型本屋はどの程度効率的なのか

本とかいろいろ捜すものがあって、池袋まで久々に東上線で出ることに。
さて、池袋の本屋といえばジュンク堂池袋本店、大体ここで用が足りてしまいます。ま見るところは限られてるんですけど、地理と心理学の専門書、鉄道雑誌、写真雑誌、漫画・・・そんなとこでしょうか。やっぱり東京は大きい本屋が多くて・・・ってジュンク堂淳久堂って書くんですね)関西基盤じゃねえか。ちなみにここジュンク堂は6階建だかなんだかの多層階なんですが、レジが一階集中なんですよね。一回にえらい横長のカウンターがあってPOS端末が10台ぐらい並んでるという。「各階にカウンターがあって、そこに担当がいるので客の問い合わせなどにはこれまで以上に十分に対応できる」ということらしいですが、あんまり店員さんの姿見たこと無いのが残念です。でもレジ効率化という点では効果が大きいでしょうねえ。
 さて、こういう本屋のレジって、カウンターにあるのはあくまでPOS端末で、親機がカウンターの後ろにあるというのが一般的な様です。本をスキャン→お客さんから現金を受取→データを親機に転送→店員さん、親機の店員さんと現金・レシートを授受→お客さんと現金授受という流れ(転送とかのタイミングはちょっと違うかもしれませんが)、クレジットカードだとスキャナが親機にしかない場合と、カウンタにある場合とあるみたいです。この場合のタイミングってどうなってるんでしょう。なんか一昔前、時代劇の呉服屋みたいな感じ、親機が番頭さんになるんかな。
 本はけっこう単価が高いわけですし、高額紙幣の出入りも多いわけで、レジ台数を最小限にできるということでは大きなメリットになるのですが、客の側としてはやっぱり時間がかかるのがアレですね。ここもカウンターが20台くらいあるのに親機が1台、やっぱり長蛇の列が出来ていました。もちろんカバーをかけたり、とそれ以外に時間がかかるのが多いというのも一因ですが。雑誌とか漫画1冊だと並ぶのが面倒くさいというか気が引けますね。スミのほうにExpressレジとか作ってくれるとけっこういけるかも知れませんよ。
 どうしてこんな不思議なシステムが残ってるんでしょうかね。話は飛びますが、いまだに旧態依然とした仕入システムもしかりです。2chの本屋板とか、トーハンとか日販への文句で埋め尽くされてるし、確かに地方の本屋だと、新刊はマンガですら入手できないことも多いですからね。郊外型のチェーンでなんとかといったところでしょうか。実は会社でも関連会社の本屋を使うと、社員割引使えるんですが、やっぱり弱いので配本が回ってこないし、注文もほとんど出来ないんですよね(来たためしがない)。amazonとかのほうがやっぱり便利ですよね。