新潟のスーパー、ウオエイ(魚栄商店)

日本一のスーパーの激戦区といえば原信ナルスというスーパー同士の統合を生み出した新潟じゃなかろうか。10年も15年も前からベイシア、プラント、バローといった近隣の大型チェーンからヨーカドー、イオンといった全国チェーンからがしのぎを削り、国道沿いには巨大な郊外型、ロードサイトの準郊外型の店舗が立ち並んでいたのを覚えているが、あっという間に日本中同じような状況になってしまったよなあ、とか考えるのだ。

10店舗に満たない地方の小チェーンの再生かあ、普通に考えると難しいところだが。


言葉は悪いですが今までは、石山店に限らずあの断末魔と言いましょうか、もう買いやすさも見易さも放棄してしまった、いったい誰があんな売り場レイアウトを考えたのかと思うほど。また、売り場とユニフォームのミスマッチも含めると、もう末期症状と化していたウオエイ。
しかし、本日この売り場を見たら「ああ、ようやく正気を取り戻した」と少し安心しました。ユニフォームもスーパーらしい現実的なものに変わっていました。ただ、その軌道修正も始まったばかりですので、各店の淘汰やリニューアルが一通り済むまでは、まだまだ大変な道のりかと察します。
ていうか前はどんだけひどかったんだという話、ちょっと興味がある。
この10年ほどで、地方のスーパーもつぎつぎと首都圏並みの店舗のきれいさとサービスを持つようになってきた。福岡でもそうで、昔から見ると主要スーパーとして挙げられる顔ぶれはずいぶん変わっている。そういう状況で並大抵の「再生」完了だとすまないよなあ、とも思うのだ。