東方奇行第1日

そんなこんなで、今日から夏期休暇をとることになった。前職ではそんな習慣はなかったので、どうも夏期休暇が年休なのか公休なのか有休なのかわかってなかったりするんだが、そんなことは気にしない、とにかく6時過ぎに福岡空港に向かう。途中で朝日が昇ってくる、日差しは強く今日も福岡は暑そうだ。


で、6時半に空港に着いたんだが手荷物検査場で20分ほど並ばされる羽目に。予定の飛行機は0710発羽田行SKY002便なんだが、運用時間が7時からと限定されている福岡空港のこと、7時前半、というか0710発がずらりと並んでいるのだった。特に夏休みに入り一層混雑に拍車をかけているようで、ひっきりなしにバスでの案内となる便の乗客を呼び出している。

ゲートをくぐったのはもう7時過ぎだった。搭乗のアナウンスが聞こえてくる。もちろんいまだに新興航空会社扱いのSKYのこと、ゲートは一番端に決まっている。ええ、遠いなあ。
福岡空港におけるSKYの扱い、といえばギンギラ太陽'sの「翼をくださいっ!さらばYS-11」にもでてくるが、とにかく遠いのだ。まあ昔は、まだチケットがただのミシン目の入ったレシートだった頃は第1ターミナルからYS-11と混じってバス連絡だったからずっとよくなったんだが、今でもゲートは端がデフォルトだ。いい加減このあたりどうにかならないんだろうか、実際不便なような気がするんだけれども。時間通り飛べないし。

ちなみに今日もレキオス航空流れのB767.座席は広いしシートバックにはなぞの液晶モニターがついているし、異色な機体だ。液晶モニター、いっつも羽田到着後「スタートボタンでビデオがお楽しみいただけます」と出るのはなぜだろう?(実際にはビデオは見れないんだけれどもね)

随分古い新聞記事へのリンクだが、レキオス航空は新規に沖縄から就航しようとした航空会社で、この機体を含めて機体の発注までしながら結局就航できず破産してしまった航空会社だ。資金面の見積もりが甘かったとかいろんなことが原因として言われているが、ここに限らず新規航空会社(予備軍も含め)が今なお各社ともなかなかうまくいっていないことは周知の事実、スカイマークは今回の休航騒ぎとかあるけれどもまあなんとかやっているというのはすごいといえばすごいんだよなあ。なんだかやり方は高速バスもどきのツアーバスのようなところもあって好きじゃないけれども。

とか考えているうちに、30分遅れでテイクオフ。飛ぶと2時間足らず、9時過ぎには羽田にいるわけで、そうか、ようやく仕事が始まった時間だから早いよなあ。