争奪戦・・・

思いがけないものが実はイオングループ、というのはよくある話で、本当に地方の思いがけないところでPBのトップバリュを見かけたりもする。それを「緩やかな統合」と言っていいのかどうかは正直わからないのだが、大本の根っこだけ抑えてしまって、というかたちであるのは確かなようだ。

ああ、本当にそこまでやるのだねえ、と関係ないのだが感慨深いものがある。流通で委任状争奪戦なんてほかにあんまり見たことがないものな。かわいそうなのは、付き合いで株主になっている取引先とかなんだろう。イオンについたほうがいいのかこれまで通りの付き合いを進めていくのか、実質的な踏み絵に他ならず、規模で勝るイオンのごり押しということになるのかなあ、とかふと考えたり。
 ただ、長崎屋がドンキホーテに買収されたとき、ドン・キホーテにとってもメリットは大きく、少なくとも株主に好感される買収だと考える。長崎屋の従業員にとっても、小売のプロのドン・キホーテ傘下となることでの安心感もあり、企業価値を向上させるモチベーションにもプラスに働くはずだ。とか、なんだか見当違いだったんじゃないか?ということがあってあんまり信用していないのが残念、この記事。