いやよく持つなあ。

会社で資金繰りの話をしていたときに出てきたのが、「某英会話学校はどうしてまだ倒産しそうにないのか?」という点。で、さっきニュースサイトを見ていたらこんなニュースが。


英会話学校最大手のNOVA(大阪市)が、15日に支払う予定だった外国人講師への給与の支払いを延期していたことが分かった。
 猿橋(さはし)望社長が12日付で、日本人社員の9月給与とともに、19日に支払うとファクスで通知したという。
 関係者によると、外国人講師への給与の支払いは、9月も予定より最大で2週間遅かった。日本人社員は7月から毎月支払いが遅れており、9月分はまだ支給されていないという。
関係者、って関係者なんだろうなあ、それにしてもごっついなあ。しかし、サービス業は人件費を止めてしまえば経費のキャッシュアウトが大幅に減るわけだからすごいなあ、とか考えた次第。しかし、この前新株予約権を大量に出していなかったっけ。

英会話学校最大手のNOVA(大阪市)は9日、外資系ファンド2社に対し、発行済み株式の3倍近い計2億株の新株が購入可能な新株予約権を10月24日に7000万円で発行すると発表した。ファンド2社が新株予約権すべてを行使して2億株を購入すると、NOVAは70億円を調達できる見通しだという。
 新株予約権の発行を受けるのは英領バージン諸島にある「リッチ ペニンシュラ トレーディング リミテッド」と「タワー スカイ プロフィッツ リミテッド」。新株予約権は計400個で、両ファンドに各200個ずつ割り当てる。1個当たり50万株の発行が可能で、行使価格は9日の終値より5円安い1株35円。
 NOVAは、新株予約権が行使されない場合には、11月から2008年8月までの毎月末に、両ファンドに対し、新株予約権各10個(計1000万株)の行使を請求することができ、両ファンドは請求された個数を行使する義務を負う。ただ、月末の株価が行使価格の35円を下回った場合には、翌月には行使請求はできず、予定通り資金を調達できるかどうかは不透明だ。
ヽ(´A`)ノ
運転資金目的で新株をだすのもどうかと思うが、市場の目はやはりそれなりだったということになるんでしょうかね。