ローソン、100円スーパーへ進出


23日午後に発表する。このほど新店の運営・管理を手がける全額出資子会社、バリューローソン(東京・品川)を新設した。新会社を通じ27日、東京・練馬に1号店を開き、2006年2月末までに約100店を設ける計画。早期にフランチャイズチェーン(FC)展開を始め、3年で1000店体制を築く。売り場面積は通常のコンビニと同じ約120平方メートル。営業時間は午前7時から午後11時までとし、24時間営業は行わない。 (07:00)
公式にはまだリリースされてないようなので真偽の程は分からないのですが、ローソンが100円ショップに参入、というニュースです.

当初は直営店方式とし、その後、加盟店を募る。売り場面積はコンビニと同じ約120平方メートルが標準となる。弁当や総菜、飲み物、生活雑貨などに加え、コンビニでは品ぞろえが薄い野菜や精肉などの生鮮食料品も豊富にそろえる。弁当など一部商品は400円近い価格となる。
Mainichi INTERACTIVEには,模擬店舗で記者会見する新浪社長の写真が出ていますので本当なんですね.写真を見る限りでは生鮮用の多段什器の前でポーズをとっており、明らかにコンビニ・100円ショップというより生鮮スーパーの道を目指しているものと思われます。この業界ではshop99(株式会社九九プラス)がパイオニア、急成長をしてますが、そこに有力なライバル登場、となるんでしょうか。
コンビニで培った出店と物流ノウハウを生かす、ということでシステム的には食品スーパーとは別物、おそらく生鮮類もまとめてパックしたものを並べる形をとるんでしょうな.
食品スーパー神話はすっかり揺らいだ、とはいうものの、各社ともその食品スーパーに力を入れようとしており、今後の競争は一層激化するんでしょう.再建中のダイエーなんか再建の鍵として「食品スーパー100店出店」なんて言ってますが、大丈夫なのかしらん。

ただ、俺的には出来るだけ地元の商店で、地元の野菜・・・なんてのはなかなか手に入りませんけど地元の市場を通ったものを買いたいなあとは思っているんですけどね.なんにせよ消費者にとって選択肢は増えそうです.