パビリオンでも一稼ぎ

客数の伸び悩みとか、弁当持込とか結構どうでもいいニュースばかりが話題になる「愛・地球博」ですが、身近に行きたいと言い出す人が複数現れてちょっとビックリしました.俺は別に企業のPRビデオに一日と何千円、つうのはどうかなあとすこし斜に構えているんですが、さて面白いのかなあ.おぼろげにいったつくば万博の記憶しかないけど、「じっくり見る」という点では外国館なんか面白そうです.よく言われていることですが.
で、後始末も面白い館ハケーン


パビリオンの目玉を売ります――。愛・地球博愛知万博)に参加しているネパールが、同国館内に再現した仏教寺院を2億円で売り出している。 閉幕後の移築計画がなく、解体して本国へ運ぶと輸送費が約800万円もかかることなどから、「自国の誇る文化を日本に残したい」という。
金色の屋根が見事な寺院は高さ約8・5メートル、広さは16平方メートル。14〜15世紀の建築様式で、約200人の職人がヒマラヤで切った木材に彫刻や金細工を施し、1年がかりで完成させた。1本もくぎを使わずに組み立てられ、梁(はり)の部分に彫った仏像8体は、表情がそれぞれ異なるなど手が込んでいる。建築費は1億円以上かかった。
ロシャン・シャキヤ館長(36)は「移築、組み立て費を含めて金額を設定したが、1億5000万円までは値引きも考える」と話している。
「解体して本国に運ぶ」必要性はもとよりないと思われますが.それよりも1億で建てて、用済みになったら2億で売る.素晴らしい.
「移築費込み」だからでしょうか.

いきなり高値ふっかけてみたり、値引額を最初から提示したり、これもネパール流なんでしょうか.


今回は、1年近く前から自国で寺院の部材作りをスタート。展示スペースが引き渡された昨年9月、担当者がどの国より早く来日して作業を直接指揮したのが功を奏した。「過去の教訓を生かした作戦勝ち。日本に迷惑をかけられないからね」と、責任者のサンブラール・ジョシさん(40)は余裕の表情だ。
準備は万端だったようですが、売却も作戦?