見てきた〜ハウルの動く城

sa-502004-12-01

まあ色々ついでだったんで、「ハウルの動く城」見てきた.さすが全国448スクリーンで上映されている映画館だけあって、最寄のシネコンでも3スクリーン約800人同時上映という大技を繰り出しているが、公開から2週くらいたってもほぼ満員の様子だ.おそるべし、宮崎映画.ただ俺としては見逃していた「笑いの大学」も捨てがたいところだったが、それはまた後日.
さて、以下あんまりネタバレなしなんだが一応・・・
やっぱり面白いね.絵については、昔のほうがもっと無駄じゃないか、つうくらい綺麗だった、ちと平版だなあと思うところもあるんだが、ストーリーはやっぱり素直に、あんまり大騒ぎするほどでもないけどエエですわ.今回公開まで露出が極端に控えられていたためそこだけネタになった感のある「声を俳優とかアイドルとか、まあ知名度のある人でそろえてみた」点だが、まあええんじゃないですか?とは思うが、まあそこまでしなくてもな、つう思いのほうがちょっと強い.声優さんの仕事が奪われたみたいで、あんまりいい気はしないんじゃないかなあ.木村拓哉さんも美輪明宏さんもそんなもんでしょ、俺的には倍賞千恵子さんのほうが違和感ありありだったけどな.
さて、映画のほうだが、一応原作はあるみたい、アメリカの人気児童小説家サンらしい.amazonのほうではすごいランキングになってます.

一応ペーパーバックでも買っておくか・・・・
原作とかなり違う、つうことは言われてるんだが、かなり映画のほうは少女マンガに(しかも「マーガレット」とかあの辺の)テイストにかなり近くなってない?つう感じはする.まあ説教くさい、つう感想もあったが、宮崎監督の映画ってどれも基本的にはそうだし、そのなかではそんなにきつくなかったんじゃないかなあ.前向き、というテイストは不変、その辺がいいんだよね、きっと.

いや別に映画の感想とかじゃなくて、
エンドロールまで見てたんだが、


協力
(略)
羅須地人鉄道協会
成田ゆめ牧場
おお?おおお?と思わず反応いたしたり.鉄道が出てくるのは、

なんだが、俺的には一番

  • 「動く城」そのもの

を推したいところ.なんか雰囲気がゆめ牧場にいる奇妙な蒸気機関車(縦型ボイラ)に似てると思うんだが、どうだろう.蒸気駆動のメカニカルな感じが、いやホンマに.宮崎駿監督の映画にはそれぞれ特徴的な機械が出てくるのだが(大体ね)、それがまた人気の要因・・・多分.

羅須地人鉄道協会、つうのは鉄道好きな方々の集まりで、機関車を自作したり・・・してるらしい、その筋では有名な団体.現在は成田ゆめ牧場、つう観光農園の中にナローのレールをひいて活動している、つうところで、一般来場者も乗車可能.普段はSKW(酒井製作所)のDL(元建設省立山砂防事務所)がフラットカーを引いてエンドレスをぐるぐる〜、けっこう面白い.