昔は「喫茶 虹」なんてのもあったのになあ(遠い目

この前大学に用事があって数年ぶりに行ってみたところ、いわゆる「教養学部」構内の主要な建物が全て建て変わっているばかりか、本部構内にまで喫茶やらフランス料理屋があったりしてびっくりした。いまやその辺の私学よりはよっぽど商売っ気のある妙な大学になっているのだが、こんなリリースまで発見。


株式会社ローソン(本社:大阪府吹田市代表取締役 社長執行役員:新浪剛史、以下「ローソン」)は、京都大学京都市左京区、総長 尾池和夫)と魅力あるキャンパス、魅力ある店舗づくりに役立つため、全国ではじめて国立大学法人構内にコンビニエンスストアを開設することになりましたのでお知らせします。
 このたびオープンする店舗は、京都大学内の吉田南総合館北棟地下ピロティへの出店になります。日常的に利用するコンビニエンスストアに環境と健康を配慮した形での店舗計画を導入することで京都大学とのコラボレイトを実現し、学生・教職員向けの利便性とサービスの拡大に役立てることを目的としています。
随分時代は様変わりしたんだなあ。
昔話をしてなんだが、当時「大学内にコンビニがある」なんて神戸の流通科学大学くらいだったぞ。しかも「実習機関としてのコンビニ」とかいう位置づけだった。ちなみに出店していたのはローソン、大学がダイエー系列(正確には違うけど)だったからなんだけど。
大学生協の位置付けも変わってきたんだろうか。
学校内に民間が店を構えるというのは利便性から悪いとは思わないが、大手がチェーンを構える、というのは競争の面からどうなんだろう?学校という一つの閉鎖的な空間で利益の独占ということはないんだろうか。そんな余分な空間があるんなら、他に使うべき事業があるはずだが。
西部構内がスーパーマーケットの敷地とかにならない日を祈ってますよ。
会社的にはすごい儲かりそうだが。