「近代写真の生みの親 木村伊兵衛と土門拳」

3/3迄、有楽町マリオン11Fギャラリーにて、木村伊兵衛土門拳の写真展が来ている。もう少しだが、興味ある人はぜひ。(http://www.asahi.com/asahihall/column/photo_show_top.htm)
どっちもかなり古い人なので(なんてったって「生みの親」だかんな)、写っている風景もモノクロームの映画のようで、リアリ
ズムという眼では俺は見れないのだが、写真の撮り方というか、無造作なようできっちり構図を決める木村伊兵衛と、どんどん迫っていく土門拳両巨匠の写真の撮り方がきっちり見えてよかった。土門拳といえばドキュメンタリーなのだが、あんまりそこだけに光を当ててるわけではなく、両者の比較に絞ってある点もよかったのかも。
土門拳といえばうちの親父も好きだったのかな、家に昔の「続・筑豊の子供たち〜るみえちゃんはお父さんが死んだ〜」のざら紙の写真集があったな。
結構いい写真展だった。