遠い国の友達


幾つもの雲を越え 沈まぬ陽を追いかけ
降りたつ遠い国は 古びて静かな色
懐かしい顔や顔 微笑み交わすだけで
空白の時うねる 久しぶりの友達

つかの間の語らいは 過ぎし日々と重なり
新たなページ刻む グラスの中の琥珀

いつかまた会う日まで さよならと手を伸ばす
暖かな眼差しの 遠い国の友達

 ・・・遠い国の友達


また、お元気で。