久々の店勤務であります

昔を懐かしんでいる場合ではない.働かねば.99年,00年とお店にいて馬車馬のように働いてきたのですが,まあ今日も忙しかったこと.今日の最大のヒットは大ぶりのネギ3P127円.あとキャベツ1玉いくらだっけな,150円位だっけな.切って出して売って切って切って巻いて出して冷蔵庫で凍って・・・の繰り返しで無事に夕方を迎えましたとさ.
ただ最大の難点は,この売上がちっとも利益に結びついていない(嘘のような本当の話)ところ.壮大なタダ働きといえなくもなく(´・ω・`) ショボーン,これはまあ月曜日に資金繰りをしてみて気づいたことですが.あ,これ秘密ね.ばれたら即効削除します.

売上の効果

なんてこの会社はそういうわけで商売が下手なんだろうと思うわけです.ちなみに以前のセールは何を考えたのか(事前準備が周到ではなかったんですな)割引に継ぐ割引で本当に赤字だったというのは有名な話.赤字覚悟といって本当に赤字出してどうすんだと小一時間(略)
セールは短期間には効果はあるが,結局需要の先取に終ってしまって,セールのあと売上が落ち込むのはよくあることです.デパートでは新たな需要を引き起こすことが比較的容易なんですが,消耗品食料品中心のスーパーマーケットでは特売品と定番品のバランスが難しいですよね.レジに並んだお客さん,かごのなかにはシャンプーとマジックリンの詰め替え用が入っていました.あと特売のお肉もはいってたけどこれじゃ本当に需要の先取ですね.セールの後が怖いです.せっかく普段こないお客様まできてくれているんだから,詰め替えじゃなくて本体を安くして,普段使ってないものをつかってくれるように仕掛けてみたらいいのに.新製品だったらもっといいですね.アレルクリンだっけ,あれほしいね.あとせっかく(性能はともかくとして)NB*1よりずっと安いPB*2があるんだから,その際そちらのほうをもっと割引いてみるとかね.結局「NBのほうがいいわねえ」というところにおちつくんでしょうが,それでもいいじゃないですか.それにしてもどうしてこの会社ってこう商売が下手なんだろうねえ.致命的だよコリャ.

そんなことを考えながら野菜を切っていました.生鮮は売上動向があまりにリアルにわかるので面白いです.キャベツなんて1玉だとほとんど加工がいらない割にどんどん減っていって気持いいです.果物なんてみんながみんな買うものじゃなくても,やっぱり大量にないと売場に彩りがなくなるので難しいところですね.もう少しでなべのシーズン,きのこも山積みです.

*1:ナショナルブランド.いわゆる「メーカー品」

*2:プライベートブランド.各小売店(もしくはその集合体)の自社開発商品.一般的に値段はそこそこ(NB以下100円ショップ以上)で,性能もそこそこ.中小のメーカーが作っている場合,海外で一括生産する場合,大手メーカーで少し仕様を落して生産するばあいなどいろいろ